07アメリカの記事
イームズデザインの有名な寝椅子『ラ・シェーズ』。
雲のような、彫刻作品のような椅子ですよね♪
この椅子はイームズ夫妻によって、1948年ニューヨーク近代美術館での「低コスト家具デザイン国際コンペティション」出品のためにデザインされました。
しかし、この抽象的なオーガニック・デザインのため、製造コストがかなりかかることとなり、お蔵入りしたそう。
ハーマンミラー社にも同様の理由で商品化を拒まれ。。。
ようやく、'90年代にVitra社から商品化されて、日の目を見ることに。
ちなみに、この椅子の独特な形、彫刻家ガストン・ラシェーズ氏の彫刻作品“Floating Figure”をモチーフとしたそうで、ラシェーズ氏にちなんで名前がつけられたとのこと。
ニューヨーク近代美術館が開催した「近代家具のオーガニックデザインコンペ」で、イームズとエーロ・サーリネンが共同で出品し、椅子部門で見事1位に入賞した『オーガニックチェア』。
イームズ&サーリネンが世に出るきっかけとなった作品だそうです。
しかしその後、技術的な問題や第2次世界大戦などの理由で商品化されずにいたこの作品が、今回ジェネリック品として登場したとのこと。
ダイニングチェアの座面高でありながら、背中の肩近くまで程よい角度で包み込むラウンジチェア的なすわり心地だそう♪
肘掛けのアンシンメトリー(左右非対称)なデザインは、現在でも古さを感じさせず、さすがイームズ×サーリネンですねー。
うーん、実際に座ってみたい。
ご存知、ミッドセンチュリーを代表する有名デザイナー・ジョージ・ネルソンがデザインした『マシュマロチェア』。
18個の丸型クッションから構成される特徴的なデザインが、ポップで人気の作品ですね。
このソファー、既製品のスツールの座面を利用する事で低コスト化を図るべくデザインしたものの、脚部や座面の円状のクッションを組み付ける溶接をしたり、とかえって手間がかかり、予想した金額には仕上がらなかったとのことw
へー、そんな隠れたエピソードがあったんですねー♪
個人的には、表から見るよりも、裏側のメタリック、メタリックしたかんじが好きだったりします(笑)
【サイズ】
幅1,315mm×奥行800mm×高さ800mm
【素材】
本皮(イタリア製)張り、高密度ウレタンフォーム
フレーム:脚部ステンレススチールパイプ・スチール
エーロ・サーリネンの名作『チューリップ・アームチェア』。
サーリネンは、1910年フィンランド・ヘルシンキ生まれ、13歳でアメリカに移住。
クランブルック美術大学で建築を学んだサーリネンは、在学中に知り合ったイームズらとともに、積極的に新素材を取り入れ、建築家としてだけでなく、家具デザイナーとしても活躍。
その曲線美がチューリップを連想させることから名付けられた、このチューリップチェアは、サーリネンの代表的な作品で、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に展示されています。
また、このチェアは、イームズの影響を強く受けた作品だそうです。
通常は、シートパッド付きのものが多いのですが、↑写真のものはフルカバーの珍しいタイプです♪
こちらも言わずと知れた、チャールズ&レイ・イームズ夫妻のラウンジチェア。
ひとり用のくつろぎチェアとしては、いつかは欲しい憧れの逸品ですね。
う?ん、こちらの商品もリプロダクト品(※下記参照)で、10万円以下ですから、お安いですねー!
最近はこのようなリプロダクト品が増え、デザイナーズものの家具もお手ごろ価格のものが多く出回るようになりました♪
黒革が定番ですが、意表をついて"白"というのもありかも!?
【リプロダクト(ジェネリック)製品とは】
デザインに対する版権(保護期間20年)の期限が切れた製品を、オリジナルに忠実に復刻したもの。
違法なコピー商品とは違いますが、ブランド(正規復刻)品として取引される製品に比べ価格が安く設定されています。

