2008年7月アーカイブ

幻のチェア「PK8」

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ポール・ケアホルムによって1978年にデザインされながら、今日までプロトタイプしか存在していなかった、幻の作品「PK8 ダイニングチェア」。

約30年の時を経て、妻ハンナ・ケアホルム監修のもと、フリッツハンセン社により、ようやく製品化されたそうです。

オリジナルは、革張りシェルにスチールベースという仕様だったそうですが、ラッカー仕上げのABSプラスチックシェルにアルミニウムベースへ変更。
これは軽量化を図ると共にコストを下げ、ケアホルム作品をより身近に、という意図が込められているとのこと。

たしかに、ケアホルム作品は重いものが多いんですよね?。
シェルと脚のジョイントは、ケアホルムらしさばりばりですw

まずは、実物を見てみたいですねぇー!

ピーコックチェア

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背の形が孔雀の羽を広げたように見えるところから"Peacock chair(ピーコックチェア)"、あるいは、背のスピンドルが矢に似ているところから"アローチェア"と呼ばれています。

H.J.ウェグナー得意のリデザイン作品で、この椅子はイギリスのウィンザーチェアのリデザインです。

※ウィンザーチェアとは、18世紀初めにイギリスのウィンザー地方から広まった椅子の形式のことで、座板にスティック状の脚や背の部材を直接接合する構造を持っています。

さて、この"Peacock chair(ピーコックチェア)"という名前は、ウェグナーの友人でもあり、ライバルでもあったフィン・ユールがつけたそうです。

へー、フィン・ユールには"ペリカンチェア"という作品がありますもんね、鳥つながりですねー(笑)

ウェグナーの椅子の中では比較的派手めなデザインですが、美しさはさすがです。
全体の構造としては白木のアッシュ材が使われていますが、汚れやすい肘部分などは色の濃いチーク材を用いるなど、使い分けをしているそうです。

う?ん、芸が細かい、さすがウェグナー!!

イージーチェア No.45

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フィン・ユールの名作椅子、"世界で一番美しい肘掛を持つ椅子"と言われる「イージーチェア No.45」。

nv45.jpg

その肘は、ペーパーナイフを連想するほどに薄くシャープなエッジを持ちます。
削り出し、それも相当な職人技がないと、こうはいきませんよね。

うーん、↑後姿がカッコいい♪

またこの椅子は、フィン・ユールがヴィルヘルム・ラオリッツェン事務所から独立後、最初に手掛けた作品で、彼の家具デザインを大きく変えるきっかけとなったと言われています。

それだけに、ビンテージものは到底手に届かないお値段(ToT)

NYCHAIR(ニーチェア)

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新居猛(ニイイタケシ)デザインの『NYCHAIR(ニーチェア)』。

X字型に組まれた脚部に、キャンパス生地のシート、折り畳み可能とくれば、パッと見、ディレクターズチェア?と思ってしまいがちですが、座ってみるとビックリ!
めちゃくちゃ座り心地がいいんですよねぇ。
この見た目と座り心地のギャップは衝撃的でさえあります♪

じつは、この『ニーチェア』 、人間工学に基づいて幅、高さ、傾斜角度、曲線まで考慮してデザインされたリラックスチェアなんですよね。
そして、その評価により、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションとして保存されているのです。

ちなみに、名前の『NYCHAIR』、NY(ニューヨーク)を指しているのかと思いきや、新居(ニイイ)→NY(ニー)から来てるんですねw

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